ベランダで育てる植物〜プラスチックの容器を再利用!
現在私の住んでいる部屋はベランダが付いています。日当りも良いので色々な植物を育てています。先日始めてパセリの種を蒔きました。その際に使用したのは、植木鉢ではなくて、スーパーで買った果物が入っていたプラスチックの容器です。
種を蒔いてから一週間程で発芽しました。発芽してから1週間程経ちますが、まだ双葉のままです。やっと本葉が少し出て来た所です。
何故プラスチックの容器を再利用しようかと思ったか
何故かと言うと非常に簡単な理由ですが、捨てるのがもったいなかったからです。ドイツのスーパーでは、果物や野菜のバラ売りもありますが、パックになって売っているものも少なくありません。特に特売とか、旬の果物はパックになって売っている事が多いです。これゴミになるなあ..と思いつつも安いので、ついついパック入りの果物を買ってしまう事が多々あります。
↓桃が入っていた容器。ドイツの桃は日本の桃の半分以下の大きさ。
いつも捨てていたのですが、その度にもったいないなと思っていました。上の写真の桃が入っていた容器なんかも、結構しっかりしているんです。良く見てみると、通気性を良くする為か底に穴も空いてるではありませんか。これは植木鉢代わりにちょうど良いので、早速試してみることにしたのです。
しっかりしているとは言え、植木鉢程しっかりしていないので多年草なんかにはあまり向いていません。大きくならなくて植え替えの必要なんかもなさそうな植物は何が良いか考えた所、そう言えば先日料理をしていて「パセリが欲しいな〜」と思った事を思い出しました。パセリならそんなに大きくならなく、難しくもなさそうなので種から育てる事に決めました。
スーパーで種が売ってる、しかも安い
ドイツのスーパーでは植物の種を売ってます。しかも凄く安いです。野菜やハーブだけじゃなくて、花の種なんかも売ってます。一袋100円もしないんですよ。
種まきの手順:種を蒔く際は、大きい種か小さい種かで種まきの手順が変わる!
これはハーブだけに限らず種まき一般の方法です。
大きな種の場合
大きめの種の場合は→土の上に種を蒔いたら、その上から土を被せてあげて下さい。その後に水やりをします。じゃぶじゃぶ水をかけると種も流れて行ってしまうので、シャワーの様な状態の水が出るじょうろなどを使うと良いですね。
細かく小さな種の場合
細かい種の場合は、種まきする前にまず土を水で湿らせます。(種まきした後に水やりすると、種が水と一緒に流れて行ってしまうのです。)この場合もあまりじゃぶじゃぶ水をかけると土がでこぼこになってしまうので、なるべくきめ細かい水をかけてあげた方が良いです。そして種まきが終わったら、その上から土を被せなくて大丈夫です!
種まきが終わったら土が乾かない様に新聞紙を上から被せてあげる
種まきをしてから発芽するまでは水やりをしない方が良いので、土の水分が蒸発してしまわない様に新聞紙を上に被せてあげましょう。そうする事によって、水分が蒸発するのを防ぐとともに、日光の日差しも遮ってくれます。
発芽したら新聞紙を取ってあげて!
発芽したかどうが確認出来たら新聞紙を取るのを忘れない様にしてください。光合成が出来なくなってしまいますからね。発芽したら、後は大きくなるのを待つばかり。芽が込み入っていたら、間引きをしてあげて下さい。
まとめ:ゴミも減ってハーブも収穫出来たら一石二鳥!
本来はプラスチック容器に入っている食品は買わない事が理想なのですが、どうしても買ってしまう事が多いかと思います。特に日本の場合はヨーグルトなんてはほぼプラスチックですよね、ドイツでは瓶入りヨーグルトも普通に売られているんです。
捨てる前にその容器をちょっと見てみてください。捨てるのをちょっと待って、植木鉢代わりに使ってみてはいかがでしょう?ゴミも減って緑も増えて、更にハーブだったら収穫も出来るので、一石二鳥所か一石三鳥ですよね!
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