Manablick

オーストリアのビオワイン農家に嫁いだ元ピアノ講師、高田マナのブログ

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ベルリンに来て気づいた10の事 

      2014/12/06

ベルリンに来てまだ2ヶ月弱なので、まだ分からない事だらけです。しかし日本から来て日が浅いので、些細な事でも日本と違って驚く事が多々あります。この状態だからこそ気づいたり、新鮮に感じた印象的な事を10個挙げてみます。

様々な国の人がいる

電車に乗っている時、そして街を歩いている時にふと周りを見渡すと様々な人種の人がいます。そして多様な言語が耳に入って来ます。ドイツ語、英語、トルコ語、スペイン語らしき言語、判別出来ない言語多数。つまり外国人がとても多いのです。様々な国の人が暮らしてるからこそ、多様な文化が生まれるのでしょう。

蚤の市

英語を話せる人がものすごく多い

外国人が多いからという事もあるでしょうが、英語が話せる人がとても多いです。(これはドイツが特別なのではなく、ヨーロッパ全体にそうなのだと思いますが)店で何か注文する際や、道を歩いていて突然何かをドイツ語で話しかけられても。そしてこれは私の主観なのですが、ドイツ人の英語はネイティブの英語より、非常に聞き取りやすいです。

美味しい食べ物が多い

ドイツ=ジャガイモとソーセージという印象(あとビール)が強いと思います。確かにこちらのジャガイモは非常に安くて、そして美味しいです。ソーセージやハムも美味しい。しかしそれ以外にも、野菜や果物、そして乳製品なども非常に美味しいのです。ドイツは固くて黒っぽいパンしか無いと思っていたのですが、クロワッサンやサンドイッチなど様々な種類のパンがあります。材料のバターが美味しいから良い味が出るのだろうと思いますが、食べたいものが沢山あって困ってしまいます。

breakfast

街の建物全体が低い

見慣れてしまうと普通に感じてしまいますが、改めてよく見てみると何だか空が広い…。少し高い所から街を見下ろすと、均一した高さで均一された色の屋根の建物が連なって見えて、まるで絵の様に美しいです。church

信号が短い

ドイツの他の都市はどうなのか分かりませんが、とにかくベルリンの信号は青信号の時間が非常に短いのです。理由は何故だか分かりません…少し小走り気味で行かないとすぐ赤になってしまいます。

Traffic light

コンビニが無い

ドイツにはコンビニがないのです。昨年ニューヨークとストックホルムに旅行に行った際は、どちらにもセブンイレブンがありました。ドイツにも何処かにあるんじゃないかと思ってましたが、どこにも無い様です。日本はどう考えてもコンビニが多すぎだと思います。近年エコが流行っておりますが、単純にコンビニの数がもっと減れば非常にエコだと思います。ベルリンに来て改めてそう思いました。

駅の改札が無い

もう一つドイツに存在しないもの、それは駅の改札です。ドイツには改札口がありません。それなら無賃乗車し放題かと思いきや、私服の検札員が抜き打ちで切符の検査を行っています。有効な乗車券を所持していない場合は高額なペナルティーが課せられます。たまにしか検札員と遭遇しないという人もいますが、私はなぜか結構な確率で遭遇しています。

ミュージシャンが突然電車の中で演奏し始める

電車に乗っていると、突然ミュージシャンが演奏し始める事があります。アコーディオンやサックス、ギターや歌など。演奏が終わると笑顔で紙コップを持ってお金を下さいと回ってきます。払いたくなければ払わなくて大丈夫です。一番驚いた事は、突然演奏が始まっても特に誰も驚かない事でした。

電車に自転車が乗せられる

電車繫がりでもうひとつ。ベルリン(というかドイツ全土らしい)の電車に乗ってると、自転車と共に乗って来る人が沢山います。日本の様に折り畳み式じゃなくてもオッケーなのです。エレベーターが無い駅もあるので、そういう場所では女性でも自転車を担いで階段を上り降りしてます。本当にドイツ人は力持ちです。

なんだかんだ、みんな優しい

今の所生活をしていて嫌な思いをした事はありません。片言のドイツ語で何かを言って間違えてしまった時も嫌な顔をされた事はないです。拙い英語で話しても、一生懸命聞いてくれます。市役所で住民登録をした際も、語学学校に入学申し込みに行った時なども(来年から通う予定です)。ドイツ人は固くて怖そうなイメージがあったのですが(恐らく昔に観た戦争映画などの影響と思われる)それは誤ったイメージでした。外国人に慣れているという事もあるのでしょうが、彼らの優しい対応に何度も救われました。

in the park

特に一貫性は無いのですが、印象的だった10の事を挙げてみました。これから生活していく中で、街の見え方も変化して行くのかもしれません。些細なことでも色々新しい事に気づける様に、自分の感覚の鋭くしていたいと思います。

 - ベルリン, ワーホリ

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