Manablick

オーストリアのビオワイン農家に嫁いだ元ピアノ講師、高田マナのブログ

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東京からベルリンへの航空券

   

10月に日本からベルリンへ来る際に、今回私は「ターキッシュエアラインズ」を使用しました。(イスタンブール経由で)どこの航空会社にするか迷ったのですが、何故「ターキッシュエアラインズ」にしたのかを書こうと思います。

機内 tv

片道航空券を買う事に

航空券を買う場合、往復券を選ぶのが一般的だと思います。しかし今回日本からベルリンに来る際に、私は片道券でベルリンに来ました。片道券を購入する際は、理由や長期滞在可能なビザがあるかどうかなどを聞かれました。購入の際にワーホリのビザがある事を伝えたら問題なく購入できました。

往復航空券との違い

片道券で行こうと決めてから、往復券を買うときと同じ様にインターネットで格安航空券を探し始めました。手頃な値段の片道航空券はロシア系、中東系、中華系の航空会社が多い事が分かりました。欧州系や日系の航空会社の片道券は非常に高額でした。

悩んだ理由①トランジット

では安いチケットなら何処でも良いかとも思ったのですが、トランジットの時間が長過ぎず、短すぎないものに絞るとかなり数が限られて来ました。というのもトランジットが10〜20時間のものも結構あったのです。10時間以上などの長時間のトランジットは選択肢から除外しました。乗り換え時間が丁度良い航空会社だけで絞った所「ターキッシュエアラインズ」「エティハド航空」「アエロフロート」この3つの航空会社に絞る事が出来ました。

悩んだ理由②楽器をどう運ぶか

楽器「61鍵のキーボード」

トランジットの時間が丁度良さそうな航空会社は絞られたのですが、次に考えなければならない事は荷物でした。今回は旅行ではないので荷物が多い上に、私は楽器のキーボードを持って行こうと思っていたのです。持って行こうと思っていたキーボードは61鍵のもので、専用のソフトケースに入れれば肩に背負える形のものです。通常のピアノは88鍵なので、本来の長さより随分短めのものです。Roland製の「FA-06」というモデル↓

FA-06

 

楽器を受託荷物として運ぶ事に

通常のピアノより小さいとはいえ、一番長い辺で1m10cmほどあります。この長くて大きい荷物をどうやって運ぼうか非常に悩みました。本当は大事な物なので機内に持ち込みをしたかったのですが、大幅に規定より長さがオーバーしているので無理でした。では楽器用にもう一席買おうかと思い、航空会社に問い合わせをしたのですが、もう一席分チケットを買っても機内持ち込みは駄目だと言われてしまいました。残された道はスーツケースと一緒に預け荷物として預ける事でした。しかし大事な楽器をスーツケースと同じ様に荒く扱われて壊れはしないか、そして長い荷物を本当に預け荷物で預かってくれるのか心配でした。

専用のハードケースに入れて

まず壊れない為に一回り大きいキーボード用のハードケース買い(SKBというメーカーのかなりしっかりとしたケース)その中にソフトケースごと入れてしまう事にしました。ハードケースもそれなりの値段がするので、買う前にちゃんと受託荷物として預かって貰えるのかを航空会社に電話で確かめてみる事にしました。候補にあげた3つの航空会社に電話で問い合わせをしましたが、電話応対も感じが良く、明確な答えが分かったのはターキッシュエアラインズでした。ターキッシュのオペレーターに電話口で言われた事は、重さが規定からオーバーしてなければ大丈夫だが、受託荷物の貨物室の空きがなければ運べないとの事でした。空き状態を調べてもらうには航空券の仮予約をすれば調べられると言われたので、電話口で仮予約をして空き状態を調べてもらう事にしました。(仮予約では料金を払う必要がなく、空きがなかった場合はキャンセル出来る)その結果、貨物室の空きが確認出来たので、本予約をしました。そしてターキッシュエアラインズを使用し、イスタンブール経由でベルリンに向かう事に決めたのです。

成田からイスタンブールそしてベルリン

荷物が預けられる事が確認出来た時にはかなり安心しました。あとは厳重に梱包して、壊れないように注意するだけでした。あともう一つ心配だったのはロストバゲージの事でしたが、結果的にこれも大丈夫でした。ターキッシュエアラインズはネットでの評判がなかなか良かったですが、実際使用してみた感想として総合的に結構良かったと思っています。実際移動の際、飛行機で過ごした感じや、トランジットの際がどうだったかは次のブログに書こうと思います。

Istanbul

 - ベルリン, ワーホリ

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