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高田マナのブログ

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ドイツで園芸のAusbildungをしてます!

      2016/01/02

Ausbildung(アウスビルドゥング)

Ausbildungとは(読み方は上記を参考にして下さい)ドイツ独自の職業訓練制度です。私は昨年(2014年)からドイツに住んでいます。そして今年(2015年)の9月から園芸のAusbildungを始めました。Ausbildungをしている実習生をドイツ語ではAzubi(アズビ)と言います。

実際Azubiとしてどのように働いているか、紹介したいと思います。

Ausbildungの特徴 : 仕事と学校

私のAusbildungの場合は、2週間会社で正社員と同じ様に一日8時間働き、次の1週間は職業訓練学校に通います。2週間仕事、1週間学校。このサイクルが3年続きます。

仕事編

Azubiも一従業員として普通に正社員と同じ様に働きます。始業や終業時間、そして休憩時間も正社員と同じです。Azubiに対して何か特別なマニュアルがある訳ではなく、先輩の従業員と共に働く事によって仕事を覚えると言った感じです。

私の仕事場には、私以外に2人のAzubiがいます。もちろんドイツ人です。(外国人は正社員も含めて私だけです。)彼らも語学力を除けば、私と同じ様に初心者な訳です。しかし、彼らは堂々としています。初心者なんだから分からなくて当たり前、質問して当然、失敗する事だって当たり前。この事をAzubiもAzubiを育てる会社側も当然と思っている様です。

以前私が失敗してペコペコ謝った時、「そんなに謝らなくていい。君は謝り過ぎだ。その代わりにもっと質問しなさい。」と言われました。これは癖なんだと思いますが、私は日本語を話す時に「すみません」という言葉を良く使ってしまいます。しかし「君は謝り過ぎだ」と言われてからは、日本語でも必要以上に「すみません」を言わない様に気をつけています。もちろん本当に必要な時は言いますよ!!

学校編: Berufsschule

Azubiが通う学校をBerufsschule(ベルーフ・シューレ)と言います。直訳すると「仕事学校」です。日本の友人や家族にBerufsschuleを説明する時は「専門学校みたいな感じ」と言っています。自分でそう言ってはいるのですが、日本の専門学校とは確実に全然違うと思います。
まず授業料が無料です。これは日本の専門学校と大きく違う所ですね。

クラスメイト: 年齢

私のクラスは20人弱です。10代の若者が6割程で、続いて20代前半が3割程、20代半から30代がちらほら、という感じです。みんな若いです!日本で言う高校を卒業したばかりの子達が多くいます。

私は現在20代後半なので、若い同級生とは10歳程も歳が違います。しかし幸いにも私は18か19歳位に見られていたらしく、実際の歳を言ったら本当に心底驚かれました。同級生曰く、「一般的にアジア人は若くみえる!!」との事でした。

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クラスメイトは同業者

みんな同業者、庭師関連です。色々な会社で働いてるAzubi達がいます。学校と職場が提携しているのです。

具体的に私のクラスには以下の三つの職業のAzubi達がいます。

 Garten Landschaftsbau(ガルテン ランドシャフツバウ): 日本で言う植木屋さんに近い職業。街路樹や公園の樹木の世話なども行います。チェーンソーなどの機械も使用し、力仕事が多い。

② Zierpflanzenbau(ツィアープランツェン バウ): Zierpflanzenとは観賞用の植物の事です。大体の働き先はガーデンセンターで、ガーデニングで使用される草花を育てます。ガーデンセンター以外では植物園で働いている同級生もいます。

③Friedhofsgärtnerei (フリードホフス ゲルトゥネライ): 直訳すると「お墓のガーデナー」です。ドイツのお墓は緑豊かです。公園のように沢山の樹々があり、各お墓の周りにはお花や低木樹が植えられている場合が多いでうす。それらの植物をお世話するガーデナーです。

クラスの中で人数が圧倒的に多いのは①のLandschaftbauです。この3つの中では一番身体を使う仕事なので、男の子が多いです。とは言え、細くて今風の、かわいらしい女の子も数人居るんですけどね。

宿題は基本的にでない、が…

Azubiは働きながら学校に通わなくてはならないので宿題は基本的に出さない、と先生が言っていました。しかし、その代わりにテストは頻繁にあります。毎回必ずあるテストは、植物の名前を覚えるものです。毎回10個の植物のドイツ語名と、学名(基本的にラテン語)を覚えなくてはなりません。これは大変!と思っていましたが、思っていた程苦ではありませんでした。むしろ学名の意味を調べるのが楽しい…..勿論ラテン語、ドイツ語も覚えるのは楽ではないですけどね。しかしながら、好きなものを学ぶ事は楽しいと改めて思いました。

授業で使う教科書。当たり前だけど全部ドイツ語なので、植物学+ドイツ語の勉強になる。

教科書

まとめ

今回は大雑把に仕事と学校の事を書きました。今回はともかくAusbildungとは職場と学校の2つから成るシステムである、という事が一番言いたかったのです。この2つから成るシステムはどんな職種のAusbildungにも共通するものです。

実際私の仕事はどいう事を何をしてるか、学校ではどの様な授業を受けているかなどは、また他の機会に書こうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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