尊敬できる同僚が職場に居るという利点〜園芸のAusbildung
2016/09/19
尊敬出来る同僚がいるという事
Ausbildungが始まってから今月で一年が経ちました。この一年は色々あったなあ..。さて一年が経った今、とても幸せだと感じる事があります。それは冒頭にも書いた通り、尊敬できる同僚と一緒に働けるという事です。なにしろ同僚の植物の知識が凄い…。最近は毎日その知識に驚かされています。
写真はイメージ
何故そう思う様になったかという理由
私の職場はガーデンセンターなので当たり前ですが売り場があります。ですが私は大抵売り場ではなく、植物を生産する部門で働いています。温室で小さい苗を植え替えたり、その世話をしたりするのが主な仕事です。けれど私の様な実習生(Azubi)はあちこちの部門に回される事が多いので、今週はずっと様々な植木を売っている養樹園(Baumschule)で働いていました。
(*Baumschuleを直訳すると”木の学校”…ですが正しい意味は養樹園)
様々な質問を投げかけるお客さんに対応する同僚たち
養樹園には様々な植木が売っています。’’売っています”という事はつまり売り場なのでお客さんが来ます。40代くらいの2人の男性従業員がこの売り場を主に取り仕切っているのですが、彼らの知識が本当にすごい!毎日お客さんが様々なの質問をします。例えば「これからの季節、冬に庭に植えて良い植木はどれか?」「小さいイチョウの木を探してるんだけど、どこに売っているの?」など。この様な質問は、まあ普通だと思うのですが、中には
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「庭に果樹を植えたいんだけど、ゆっくり成長する果樹はどれ?」
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「家の庭のシャクナゲの葉っぱが茶色くなっちゃったんだけど何故かしら?」
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「テレビでこの植物は一年に一回切りした方が良いと聞いたけど本当?」
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「バラは日陰に植えてもいいの?」等々….
「ゆっくり成長なんて、そんな無茶な質問!シャクナゲが茶色くなっちゃったって、具体的にはどんな茶色だよ!切り戻すべきなのか….うーむ。」 と私が横で聞いていて頭を悩ます質問に、ぱっぱと同僚は答えていきます。本当にどんな質問にもです。ベテランの同僚ですし、この道一筋で来ている訳なので当たり前と言っちゃえばそれまでなのですが、この養樹園には普通の樹木の他にも果樹や観賞用低木樹など、数えきれない程の種類の植物が売られています。彼らはどの植物の事を聞いても答えられちゃうんです。その豊富な知識にただただ圧倒されました。
自分の好きな分野で尊敬出来る人がいるという利点
尊敬できる人がそばにいてくれると、”私もこれくらいの知識が欲しい”と思えて、仕事や勉学の励みになります。それから単純に’’この人凄いなあ”と思える人と一緒に仕事が出来ると、とても幸せですね。この幸せっていうのが一番の利点かもしれません。私も彼らの様になれる様になるには、まだまだ修行が必要であります。まだ道のりは長いな、と幸せの中にも悔しさの様な感情も感じた一週間でした。また次の週は何の仕事をするか分からないので、とても楽しみです。
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